管理人NEROが映画について語ります。

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Neroの一押し漫画

ここでは管理人が観ておもしろかった・感動した一押し作品を紹介していきます。
いい作品に出会い次第随時更新していきます!

 I's

桂正和

全15巻


 高校生の一貴は同じクラスの伊織ちゃんに片思い。
彼女は演劇部所属のグラビア雑誌にも載る可愛い女の子。
学園祭の実行委員会に偶然選ばれた二人は次第に仲を深めていく…
幼馴染みのいつきが戻ってきて、二人の関係は複雑化。
一貴は伊織ちゃんに告白しようと悩み続ける…

 エロ妄想が多い、いかにも思春期の男の子視点で描いた恋愛漫画。
この作者はもともとエロい漫画が多くて、
これも最初は一貴が全然思い切れなくてじれったくてエロいだけで
そんなに夢中にならなかったんだけど、
連載終わった頃にコミックスを買い揃え火が着きました!
サブキャラの寺谷と越苗君、ナミと森崎、泉に藍子
…色んな場面で盛り上げてくれました。

 特に高校卒業してからが試練続きで
生活の現実や交際の圧力で大変だった。
越苗君のカミングアウト、いつきの気持ち、泉の合格祈願、
藍子の言葉…ラストの所では涙出ました。
そうだよな、こんな人がいたら素晴らしいだろうなって実感した。
絵も丁寧だし建物やファッションが現実世界なんだけど
洒落ててセンスが良い。質感もよく出ている。惚れ惚れしちゃう。
男性漫画家が描く恋愛漫画としては
最高傑作じゃないかと思っております。
「電影少女」や「D.N.A2」「シャドウレディ」も好きだけど
今の所、桂作品ではこれが一番かな。
現在連載中の「ZETMAN」も過酷な話ながら毎回楽しみに読んでます。







風の谷の
ナウシカ


宮崎駿

全7巻


 地球のバランスが崩れ、
森は腐敗し人類は争い滅びへと向かう世界…
風の谷の長の娘ナウシカはオームと心通わせる自然を愛する少女。
蟲に襲われ墜落した船から旧時代の遺物が見つかり、
ドルメキア軍が村に侵攻してきた…

 宮崎駿作品としては初期の方で既にアニメ映画がありますが、
あれとは段違いと思う。
映画の物語としては2巻くらいで終わっている。
クシャナの人格もかなり違っていた。
森の人もヒュドラもドルメキア国以外の国も出てこなかったしな…
絵が素朴かつ細かく書き込んであってミレーの絵みたいに綺麗だった。

 色んな存在と心を通わせ、世界の真実を探っていくナウシカ。
出生の悲しい出来事やクシャナの生い立ち、
皇兄との絡み、実にのめり込ませてもらった。
皇弟の亡霊みたいなのが怖くて夢に出てくるんじゃないかとか思った。
こんな荒唐無稽な自己世界観みたいな漫画を描いてみたい。
こういう漫画が描けるなら、案外宮崎作品は映画にするより漫画として
読んでみたいと思った。子供向け作品としてじゃなく描けると思うし。
もののけ姫こんな風に漫画化したら更に深く詰め込んで描けると思う。





風光る

 渡辺多恵子

 現在20巻目


 父と兄、唯一の肉親を薩摩藩士に殺され復讐を誓い男装し
新撰組に入隊したセイこと清三郎は
その秘密を知る沖田総司のことを想い、
復讐を遂げても彼の側で共に戦うことを決心する。
しかし新撰組も時代の流れと共に
内部反乱や討幕派の力が影響していき…

 設定はいかにもな少女漫画。映画の女沖田を思わせる。
絵もそんなに好きな類ではない。コマ割は単調。
ちょっと真面目過ぎる説明長セリフも多い。
戦闘シーンも緊迫感迫るものではないし
アクションの見せ方も然程上手くない
だけど…キャラの魅力かしら。コミックス集めてます。
 沖田の掴めない心、土方の照れ屋で策士な所、愛想ゼロ斉藤、
伊東参謀の変態気質、他隊士達も曲者ぞろい。
新撰組を描いた漫画は多いものの、
今までこれといってしっくり来るものが無かった。

 「ピースメーカー」は表紙に騙されあまりの中身の無さに唖然としたし
(自己満の同人誌状態もいいとこ)
るろ剣の作者なら良いものが描けると思っていたけど
現状を見ると絵がどんどん劣化していってるし…
歴史的にどうなるか分かっているからこそ、
特別キャラの清三郎の行く末が気になるところ。
女だっていつかは公にばれるよなぁ〜そうなったらどうなんだろう。






神の左手
悪魔の右手


 楳図かずお

 全4巻


 ホラーの神様、楳図かずおの怖くて不思議なお話し集。
小学生の想は不思議な力を持っていて、夢の中では
神と悪魔の両手を持つもう一人の自分になれる。
姉や周囲の人々、はたまた遠く離れた
見知らぬ人の危機を感じたとき、もう一人の想が覚醒する。


 冒頭シーンからやっちゃってくれます。
ハサミの話がかなり怖かった。もうグロいのなんのって。
でも物理的にあり得ないことばかりで
逆に見慣れると突っ込みたくもなってくる。
2話目にあたる話で小学生たちが「人が死ぬと
その人の本当の顔が見れるんだって。
だからさ、担任の先生を殺して顔を見てみない?」って持ちかけて
実際に殺してしまい、「顔が変わらないじゃないか!
どうしよう…僕たち捕まっちゃうよ!」って言い出してもう
…お前らは最初からぶっ飛び過ぎてるよ!!
 あと、絵本を作るお父さんの話がかなり狂気が出てたなぁ〜
まな板と包丁の横に全裸の女の子がいる状況とか…ブルブル
霊媒師のおばさんの内部が出てくとこも驚愕もん…

 友達のDaiに本を貸したんだけどとり憑かれたように読んでたわ。
「漂流教室」も「わたしは真悟」もいいけど、私にはこれが一番好き。
攻撃の右手、守りの左手かぁ…





さくらん

安野モヨコ

 現在1巻目


 金で貰われ遊郭に連れてこられ、
暮らすことになった子供が成長し女になり
男の天国、女の地獄、江戸吉原で
花魁として生きてゆく様を描いたストーリー。

着物姿やくびれ、けだるい格好していて、
キセルをくわえる唇やチラリズム、
色っぽく魅力的な花魁をうまく描いている。
言葉使いもその時代で、遊郭の制度や花魁の愛嬌、
小道具ひとつひとつ丁寧に表現されている。
色恋模様や床でのシーンもサラリと描いていて
カッコいいとさえ感じてしまう。

 「働きマン」よりこちらの方がずっと良いと思う。先も気になるし…
「あぁ、この人は鬼だ」のシーンでは主人公の失望が凄い感じ取れた。
この先どんなことが次々起こるのが気になってしょうがない!!





シャーマン
キング


 武井宏之

 全32巻


 霊が見える、霊と話せる、そして霊の力を借りて
あの世とこの世を結び、力を行使する者それがシャーマン!
主人公の朝倉葉がシャーマンキングを目指しシャーマンファイトに参戦
全知全能のグレートスピリットを手に入れることができるのか?

 前回の仏ゾーンの時とうって変わって、これは長く続きましたね〜
戦闘シーンも手抜きになって長引き過ぎて、
キャラ多すぎて収拾つかなくなってしまったので残念です。
中途半端に最終回を迎えてしまい、
すべては謎を残したまま…
またいつの日か続きが読めることを願ってます。

 まだ1〜15巻くらいまでは楽しんで読めていたんだけど、
どんどんコマ割がでかくなっていき
巻数の割には中々話が進まなくて絵も手抜きになっていって…
作者がハオを気に入り過ぎたのかなぁ。
道潤とパイロン好きだったのにパイロン一気にヤムチャ化したし。
ファウストとエリザのコンビも好きでした。あとジャンヌ様も〜
終盤死んでも生き返らせてばかりの状態になっちゃって
キャラの価値も何もあったもんじゃなくなった。
連載始まった頃、葉の独特のテンションも大好きだったんだけどなぁ
この作者にも次回作また期待してますよ!!






14歳

 楳図かずお

 全13巻


 今より遠い近未来…数ある動物達も少しづつ絶滅し、
人間たちはチキン等を細胞培養などで増やし食していた…
そんな中、食用ササミ培養に携わる男が
培養液に浸かるチキンのひとつに目玉が出来たことに驚愕する。
日に日に成長し、鳥の頭にまで育ったその物体は
言葉も発するようになった。
最初は処分しようとした研究員も、
情が移り自宅にこっそり持ち帰ってしまう。
やがてその生き物は本を読み、
様々な知識を取り入れ地球の現状を知り、自分のことを
人間に滅ぼされた動物の代表「チキン・ジョージ」と名乗った。
それからしばらく経ったある日、
産まれてくる赤ん坊の肌が緑色になるという
異常現象が世界各地で起こり…

 ぶっ飛んだ話です。
どのページにも禍々しいホラー色な楳図かずおで
逆に笑えもするんですが
今作品は地球環境のことなんかを考え深刻に
こんなストーリーを作り上げたんでしょうね。
米大統領がわが子にアメリカと名づけたのは凄いとしか…
チキン・ルーシーの「愛しているわチキン・ジョージ」は名セリフです。

夢中になって無言でどんどん読んでしまう。
そんな魅力的な作品ですね。
あり得ないことばかりの夢みたいな展開ばかりで度肝抜かれっぱなし!
セリフコマがいつも叫んでいるので舞台劇みたいなテンションも感じる。
やはりこの人は子供が活躍するのが好きなんでしょうね。






JOKER

山根和俊

全2巻


 満月の夜は犯罪が多発する…
人の中に眠っている欲望が彼らをかきたてる。
この街に本当のヒーローはいない。
だから代わりに俺がテメェらをブッ倒す!
時代は今より少し先の近未来…月の異常接近により犯罪が多発
満月を観るとある種の人間は突然変異を起こす…
ルナティックフェノメノンに侵されて。
そんな化け物と化した奴らを倒すのが
同じくルナティックフェノメノンに侵されたジョーカー。

 まさにデビルマンのような存在とでもいいましょうか。
アメリカが舞台のようです。アメコミチックなのかも。
絵は多少荒いながらもワイルドで好きだし(そしてエロいかな?)
私は個人的にこの作者を買っておりまして。
他の漫画も全巻そろえています。
毎回あんまり連載長く続かないんだけどね。
バスタードのアシスタントも勤めていたらしい。
絵もどことなく似ているかもしれない。
初期の短編集やジハード、クルセイド(最後まで描いて欲しかった)
ガンリュウ…ジャスティスも大好きでした。
でもメリハリの点でいえばこれがシンプルで好きな作品かな。
セリフが好き!なんていうか、バシッと決めてくれるんだよね。






少女革命
ウテナ

さいとうちほ

全5巻
(番外編1冊アリ)


 小さい頃に出逢った王子様。その人がくれた指輪。
「その指輪が、いつかきっと君を僕の元へ導くだろう…」
おぼろげにそんな記憶と指輪を持つ、
王子様に憧れ男装までしている女の子、天上ウテナ
ウテナが転校してきた学校で、とあることから
薔薇の花嫁の奇妙な掟に縛られた姫宮アンシーに出逢う…

 独特な世界観…ベルサイユのバラのようなとでもいいましょうか。
アニメで初見して漫画を購入。
ハッキリ言って漫画よりアニメの方が
作りが丁寧で絵も綺麗で魅力的です。
放課後の立ち入り禁止の森の中…
決闘広場へと続く階段を上りデュエリスト同士が剣を交える。
決闘の勝利者は薔薇の花嫁とエンゲージし
世界を革命する力を手に入れる。
テレビ放送当時、ビデオに録画していましたが
…あぁ〜今でもアニメのDVDが欲しいです。

 ハマッたハマッたハマりまくっちゃったもん。あの世界行ってみたい…
凛々しいウテナも、悪女なアンシーも、策士な冬芽も、
嫉妬の塊の七実も、曲がった西園寺も、強い樹里も、誠実な幹も
元気な若葉も儚い御影もずるい理事長も…
何から何まで残酷で滑稽で、よくできています。
思えば普通の恋愛は少ないですね。同性愛や兄妹愛が多い。
アニメの話ばっかりになっちゃうけどBGMが凄いのなんのって。
ホントに癖の強いアニメでした。





スラムダンク

井上雄彦

全31巻


 札付きの不良だった桜木花道は
一目惚れした女の子の為にバスケ部に入部。
最初は反発し部を乱し問題ばかり起こしていたが、
だんだんとバスケにのめり込んでゆく…

 漫画を読んでモロに涙を流したのはこれが初めてでした。
夢、挫折、苦悩、後悔、試練、葛藤、希望、努力、友情、青春、、、
色んな言葉が浮かんでくる。
 大好きでした。三井寿が。
でも一番大泣きしたのが
ラストの山王戦での春子の言葉フラッシュバック…
主役の湘北だけじゃなく他のチームのメンバーそれぞれ
スポットが当たって皆に感情移入してしまい、どちらが負けても辛い。
スポコンものとか抵抗あるかもしれないけど、
読んだことのない人は損してると思う。マジで
所々にギャグも豊富で笑えるから退屈しない。
絵もうまいし作者がバスケ大好きなんだなって伝わってくる。
読んだ人はちょっと試しに飛んでみたことあるんじゃない?
スラムダンク決めてみたいなーって

 リョ−タと彩の出会いのピアスの話、ジャンプ読みきりで見たんだけど
あれってコミックス化されてないよね??
当時の切り抜きは持っているけど…
他の人のエピソードも一緒に添えてコミックス化して欲しい!!





デスノート

原作:大場つぐみ
漫画:小畑健

全13巻


 高校生の夜神月は日々の生活に退屈しきっていた。
そんなある日、死神が落としたデスノートを拾う。
そのノートにその人物の顔を思い描き名前を書くと
心臓麻痺で相手を殺すことができる、
日時や死に方を指定することもできる。
そんな恐ろしいノートだった。

 彼は悩みぬき、そのノートを正義の為に使おうと
凶悪犯罪者たちを抹殺していくことを決意
世界各国で犯罪者が心臓麻痺で死んでいく…
異常を察した要人たちは世界的探偵のLに捜査を依頼。
彼に憑き様子を楽しむ死神デュークと月の前にLが立ちはだかる!

 ダークな内容にも関わらずワクワク胸踊りアレコレ次を予想したり…
リュークがきも可愛いからかな?月が主人公の立場だからかな?
キラかLか、どちらの立場で物語を追っていくか選べる。
どんどん新キャラも登場し、自体は複雑化を繰り返す。

 頭がよくないと推理戦な展開はうまく描けない。賢いって羨ましい。
まぁぶっちゃけ、実際にキラがいたとしたら私は肯定派になるだろうな。
うーんでも、Lの言うことも正しいんだけどね。
ミサも今後が気になるところ。月にうまく騙され続けてしまうのか??
本誌では既にキラ対Lの構図がなくなって
新たに章が始まってきたけど。
月の運命がどうなるのか激しく気になる。新世界の王て具体的にどうなのよ。






ドラゴンクエスト
-ダイの大冒険-


原作:三条陸
漫画:稲田浩司

 全37巻


 勇者が世界を救ってから数年…
モンスター達がひっそり住むデルムリン島で育ったダイ。
勇者を目指すダイは元勇者アバンに特訓を受ける。
しかしアバンは復活した魔王ハドラーとの戦いで彼を守り命を落とす…
ダイは魔王軍と戦うことを決意、彼らの壮大な冒険が始まる!!

 ドラゴンクエストをやったことある人なら読みたくなるでしょう!
魔法やアイテム、世界観を忠実に再現
かつ色んなアレンジが加えられとても魅力的なものになってます。
それ抜きにしてもキャラクターの成長や涙ものの名場面が数々ある
見所満載の漫画。大好きですよぉダイダイ☆

 胸がワクワクして先が気になってしょうがなくて本屋に走ったなぁ〜
クロコダインとの戦いでのポップ、ヒュンケルとの戦い、マァムの転職、
レオナ救出作戦にバランとの戦い、ロンベルク登場、
ミナカトールに奇跡の数々、ミストバーンの正体、…

 絵が受け付けないという人もいますが、
物語にかなりセンスあると思いますよ。
恋愛模様なんかも目が離せなかったり…
エイミにもアルビナスにもウルッ
小学校の頃からコミックス買って読んでて、
よく「アムド!」なんて云ってみたりも(笑)
勿論、同作者の冒険王ビィトも愛読しておりますが、
続編作って欲しいなぁ…だってまだ作れるでしょ!






NANA

矢沢あい

現在16巻目




 夢は幸せな奥さん。
男に節操なくてそれでも何故か憎めないダメな女 小松奈々と
 夢はバンドで一旗揚げること。
一人の男を思い続け必死に強くなろうとしてる女 大崎ナナ
飽き症と頑固者、軽い子と重い子。
泣き虫と強がり。名前が同じでも真逆な二人。
一人は遠恋の彼を追いかけ、一人は夢を追いかけ…上京する
新幹線で出逢い一緒のアパートで暮らし始めるという物語。

 有名過ぎる少女漫画だよね。コミックス売れまくってるし。
でも個人的にNANAが一番楽しみだった時期は3〜6巻あたりかな。
奈々には色んな所でむかつきまくって、
それでも「こういう子っているもんな」と妙に納得したり。
ナナは最初は格好いいと思いつつ、
精神的に変になり始めあんまり掴めないキャラになっていったり。

 バンドの話がメインになっていってちょっとアレレと困惑してます。
二人とも落ちついちゃったからつまんなくなったのかな?
盛り上がりが前と比べて無くなった。
レイラとシンの恋の行方とヤスが好きな所くらいしか今は無いかな。
仕方ないけど、あんまタバコばっかり吸ってるトコ出すのはよくない。
他にキャラにやらせることないの?読んでるこっちもゲンナリします。
キマッてるシーンは一度やるのはいいけど何回もやると
何格好つけてるんだと思えてくるから。
ある意味、終わり方によってはパラキスの方が好きかもしれない。

 でもね、切ないのよ。セリフが。
状況がかなりドロドロしてきてもキャラが明るかったりして
何か想像よりも深刻にはならないんだよね。
現実でも、そんな微妙な状況ってあるな。
ちょっとノリが過ぎるんじゃないかと思う時もあるけど。

 再び、13巻目に入って暗雲立ち込めて
ちょっと先が楽しくなってきた。





るろうに剣心
-明治剣客浪漫譚-

和月伸宏

全28巻


 幕末の動乱の最中、明治維新の折に影で活躍した謎の剣客。
最強無比とも謳われた飛天御剣流を使う緋村抜刀斎という男がいた。
時代の変革と共に人知れず姿を消したその男は伝説となっていった…
時は過ぎ、平和になった明治の世に
時代遅れの刀を差した流浪の旅人が東京に現れた。

 当時はかなり入れ込んだものです。
こんな時代を描いた漫画なんて無かったし、
絵も丁寧で、うまくて素晴らしかった。
着物と袴と日本刀…リボンに竹刀…すべてが新鮮でたまならかった!
アニメ化もして長いことテレビ放送され
オリジナルストーリーも作られグッズも売られ…
今でもビデオに録画していくつか取ってあります。

 中学校の時はるろ剣の真似した絵ばかり描いていた気がする。
戦闘シーンが格好よくてね〜着物の動きなんかも素敵だった。
大好きでした巻町操と四乃森蒼紫。忍者好きなのね。自分。
逢えそで逢えないシーンなんて鳥肌。
蒼紫戦で先が気になるあまり
月曜の朝4時くらいに起きてコンビニに走ったこともある。
しかしジャンプの法則でしょうかね…
負けた敵は次回から仲間として参戦ってのは。
剣心の説教好きにもほとほと愛想が尽きる程です。

 追憶編あたりが一番良い絵描いてたかな…巴に夢中になった。
化け物ルックな敵キャラ、あまりに現実感無いから失敗だったと思う。
もっと時代背景を大事にしようよ…てかアメコミのパクリだったけど。
この作者はこの連載終わって落ちぶれてしまったのか、
かつてのアシスタントの設定盗んだかのような
しょーもない西部劇漫画を連載するものの、すぐに落ち目に突入。
現在連載中のやつも酷いもんです。
るろ剣熱が冷めないうちに
早いとこ正統派新撰組漫画を描いてくれればよかったんだ!






レベルE

富樫義博

全3巻


 君たちの知らない所で、既に宇宙人は地球にやって来ている!
念願のアパート一人暮らし、高校進学を果たした
筒井雪隆の部屋に知らない男が!何と彼は
近所に落っこちた謎の隕石に乗ってやってきた宇宙人だと言う…

 もう冒頭から笑いっぱなしになりました。
何?このおかしさ面白さ!たった3巻で終わらせるのは忍びない!
でも短かったからここまでの傑作になったのかも?!
この作者は幽遊白書の頃から愛読して、
現在連載中のHUNTER×HUNTERも読んでますが
特に近頃絵の雑さには飽きれ気味。
もうペンで一発描き?アシ雇いなさい!

 このレベルEに関してはすべてがエクセレント!!
バカ王子が巻き込む色んな宇宙人、
異常現象に巻き込まれる隊員と地球人。
切ない話もアホらしい話も深刻な話も盛り沢山。
巻数が少ないのにボリューム感タップリ。
セリフが多すぎる所もあるけど読んで損は無い。
近頃、中身の詰まりまくった漫画に飢えているという人には
是非お勧めしたい。めっちゃ面白いよ☆☆☆☆☆




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