管理人NEROが映画について語ります。

Caramel Cinema


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ウエディング宣言 (2005/米・独) 102分


 ベテラン女優ジェーン・フォンダが久々のスクリーン復帰。
共演は「ウェディング・プランナー」「ザ・セル」のジェニファー・ロペス。
相手役の男性はシルヴィー・ヴァルタンの甥にあたるマイケル・ヴァルタン。
監督は「キューティ・ブロンド」のロバート・ルケティック。

 派遣社員として病院受付や犬の散歩をして働く女性チャーリー。
ある日、外科医のケヴィンと出逢い、二人はすぐに恋仲に発展し、結婚を決意。
そこへ彼の母親で息子を溺愛する元・人気キャスターのヴィオラが登場。
ケヴィンからプロポーズを受けた直後から、ヴィオラの態度は豹変、
数々の嫌がらせを受けるハメに。チャーリーも負けじと仕返しし、
嫁姑のバトルはどんどんエスカレートしていく…

 あっちでも同じなのね〜派遣社員の肩身の狭さ。世間の目。
ジェニロペと彼氏との恋愛はいたってスムーズに行き、強力な恋敵も現れない。
主にジェーン・フォンダ扮する姑との戦いが主。絞りすぎな位。
まぁそこらへんのすったもんだには目新しさはないかな〜うん。
そんなことがキッカケで?!てちょっと拍子抜けでした。
ちなみに劇中、深夜テレビでやってた映画は「エルム街の悪夢」でした。
二人の女優の体当たり演技は素晴らしいが、ストーリーが物足りないかなぁ。
もっと他の問題も突っ込ませて試練を困難にして欲しかった。
久しぶりに今のジェーン・フォンダが見たい人は嬉しい作品でしょうけど…。


キューティ・ブロンド (2001/米) 96分




 リース・ウィザースプーン主演で全米で大ヒットしたプリティ・ピンク・コメディ。
共演に「Gガール 破壊的な彼女」のルーク・ウィルソン、
「ブルー・クラッシュ」のマシュー・デイヴィス、
「クルーエル・インテンションズ」でもリースと共演したセルマ・ブレア。
ラブコメ系の名脇役女優ジェニファー・クーリッジも出演。

 ファッション大好き、大学社交クラブを仕切る人気者のブロンド娘・エル・ウッズ。
大学卒業も迫り、ワーナーのプロポーズを心待ちにしていたエルだったが、
大好きな彼は政治家志望で、ハーバードのロー・スクールに入学するという。
勿論ついていこうと張り切るエルだったが、別れの言葉を切り出される。
「将来を考えるなら、ブロンド美人よりも頭のきれる知的な女性」と。
それでも彼を諦めきれなかったエルは超難関のロー・スクールへ進学!
全身ピンクできめた陽気で能天気なブロンド娘にロー・スクールは大騒ぎ!

 随分前に友達に見せてもらった映画。再見。
「ブロンド女はヤリマンでバカ」そんな偏見差別もテーマのひとつ。
しかしエルは、愛の力で難しい試験を突破し、厳しい学校生活をこなすのだ。
全身派手なピンクで揃え、チワワを連れて歩く様は正に歩くバービー人形。
でも自分のファッションセンスを堂々と貫くのって素敵です。
故郷の親しい友
人たちとも別れ、息苦しい学校に入って法律のお勉強。
美容室で知り合ったポーレットと愚痴を言ったり励ましあったり…
再び見てもこの作品は、ラブコメの中でも群を抜く良さがあると思う。

 主人公のひたむきさ、長所を活かした決め技、
ライバルとの和解、
趣味が高じた知識、爽快な大逆転、
元彼をギャフンと言わすトドメ。
彼を追いかけて入ったつもりが、自分の天職を見つけちゃうのもイイね。
ナンパに失敗していた同級生を救っちゃう一芝居、
反目してたヴィヴィアンがエルの考えに惹かれているさりげないシーン、
アリエナイザーだけど盲点を見つけ裁判中に犯人を見つけちゃうところ

自分を高めることができれば、今までと違った目で相手を見れる。
エルは成長し、ワーナーがどういう男性なのか、冷静に見れたんだろう。
失恋に泣く人も、相手よりも高みに行っちゃえば、
「あんなくだらない奴、知ーらない」と簡単に吹っ切れるよね。
そうして、お互い尊敬し会える男性とも出会っちゃうんだからハニカんでしまう。
こういうのは映画ならではだけど、やはりハッピーエンドは嬉しいものね。

外見だけで判断される、どうせ私なんか…と思ってないで!
恋も仕事も頑張ってる女性に、エネルギーを与える映画。
勿論、こういうのに抵抗がない男性も見たら凄く楽しめると思う。
ラブコメを見ない人は、この
作品を皮切りに見ていけばハマるかもしれません。
プリティ・ピンク・シリーズでも今の所これが一番出来がいいと思う。


キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX (2003/米) 95分




 全米大ヒットした『キューティ・ブロンド』の続編。
主演のリース・ウィザースプーンは今作では製作総指揮も。
主要キャストはマシュー・デイヴィス、セルマ・ブレア以外は変わらず。
「フォレスト・ガンプ」のサリー・フィールドなどニューフェイスもチラホラ。

 ロー・スクールを優秀な成績で卒業したエル・ウッズは
大きな法律事務所に勤め、弁護士としてバリバリ仕事をこなしていた。
愛するエメットとの結婚式も最高のステージが用意できた。
招待客は大事に選ばなければ!そうよ、ブルーザーの母親はどこ?
片時も離れない相棒のブルーザーの母親を式に呼べないなんて!
エルは探偵に頼んでブルーザーの母親を捜してもらうことに。。。

 前作がプリティ・ピンク・シリーズ最高の出来なら、
この続編はシリーズ最悪の出来の作品だと豪語しよう。
きっと前作ファンの8割はこの映画の内容に不満を感じたかと思う。
キャラクターたちも変わらず楽しそうに動いてはいるものの、
エルの愛犬ブルーザーの母親捜し&ブルーザー法案成立という
今回の流れは、愛犬家や動物愛護者を敵に回すつもりは毛頭ないけど
描写の仕方にも問題大アリだと思うが、ひいたね。

 動機も気持ちも理解できるけど、エルには他のテーマで戦って欲しかった。
化粧品の実験動物って具体的に何をして、どういう症状が出る、とか
どうせ扱うなら明確に主張して欲しかったし、映画のカラーに合わないけど
“酷い動物実験の写真”とやらを見せて欲しかった。
そういう細かいこと討論しないで、愛犬が可愛いだの
的外れな気がする。
でもそういうシリアスな展開はこの映画には向かないから、
やっぱり別の事件で、立法よりも逆転裁判の方が見たかったです。
前作でライバル、後に親友になったヴィヴィアンが出てこないのも寂しかった。
“デルタ・ヌウ”のことも、よく判んなかったしな〜勢いだけはあったけど。
今回の新メンバーもあんまりキャラ立ってなかったし。
あのおばさんも急に手のひら返して、急過ぎてショックでも何でもなかった。
バカ賢かったエルが、これではウザい女にしか映らないのが悲しい。
正直、いいところがみつかりませんでした。酷い出来です。
前作のメンバーが出てるだけで満足、な人ぐらいにしかすすめません。


恋は邪魔者 (2003/米) 101分




 レニーゼルウィガー、ユアン・マクレガー共演のラブコメ。
監督は『チアーズ!』のペイトン・リード。

 時代は60年代のニューヨーク。夢を求めて降り立った女が一人。
彼女の名はバーバラ・ノヴァク。新鋭の女性作家。
女性解放を謳った著書「恋は邪魔者」を大手出版社に売り込みに来たのだ。
しかし、男性の重役たちは怪訝な顔をし、有名な男性誌に売り込もうと
記事を書くプレイボーイのキャッチャー・ブロックとアポを取るものの、
ことごとく理由を作られ意図的にキャンセルされる。
だが本が出版されると、瞬く間に大ヒット。
女性の聖書となり、彼女はカリスマになった。
テレビに引っ張りだこになったバーバラはキャッチャーの名を出し批判。
すっかり女が吊れなくなったキャッチャーはバーバラに復讐を企てる。

 ちょっと前の少女漫画の短編っぽいストーリーでした。
60年代のちょっとレトロなデザインが部屋の内装やバーバラの服装で表現されて
視覚的にもなかなか面白い新鮮さがあった。中には変過ぎるのもあったけど。
バーバラとキャッチャーの二人の友達の男女のロマンスもなかなか気になったし。
普通にバーバラが騙されてると思ってた私はベッドで真相を話すシーンで
「しまった!そうきたか〜…てかズルい!でもなるほど」なんて困惑しました。
色男を気取っても一度惚れてしまうと一途になってしまう男っていいね。
ただ、また「そうくると思ってたわ」展開が続くと恋愛じゃなくて駆け引きになって
ちょっと淡白な気持ちになってしまうのは何故だろう。
どっちが優位に立ち相手を騙せるか、虜にできるか…そう思った時点で
純粋な気持ちがなくなったみたいで寂しい感じがするな。
あと、あの二人はその後普通に幸せな夫婦にはなれない気がしてならん。

コメディ部分は下品過ぎず、まぁまぁかな。二分割シーンはニヤリとしたし。
一般的な評価は中の下くらいですが、期待せずにフランクに見れば楽しいかな?
あと、レニーもユアンもまだ垢抜けない感じがして美男美女か微妙なのよ(笑)
ユアンのヅラっぽい髪型とセクシーには見えない胸毛に目がいきます。
でもま、映画全体が華やかで、終わり方はミュージカルっぽくて好きですね。


幸せのポートレート (2005/米) 103分




「SEX and the CITY」のサラ・ジェシカ・パーカー主演。
共演は「恋愛適齢期」のダイアン・キートン。
他、クレア・デーンズ、レイチェル・マクアダムス、ダーモット・マローニー、
クレイグ・T・ネルソン、ルーク・ウィルソンなど、端もなかなか。

 ニューヨークのマンハッタンで働くバリバリのキャリアウーマン、メレディス。
恋人は、優しくて仕事も出来る理想の男性エヴェレット・ストーン。
クリスマス休暇を前に、メレディスはエヴェレットの実家に初めて招かれる。
年に一度の休暇を一緒に過ごすため、ストーン家には家族が次々と集まってくる。
エヴェレットをはじめ5人の子供たちの父ケリーと母のシビル。
シングルマザーの姉スザンナ、意地悪そうな妹のエイミー。
風来坊な弟のベン。末弟のサッドはゲイで、恋人のパトリックと同伴。
柔らかいファミリーに堅物で神経質なメレディスはなかなか馴染めず、
家の中は気まずい空気。メレディスは社交的な妹のジュリーを呼び寄せることに。

  プリティピンクコメディシリーズだったからレンタル。
…そうじゃなかったら観なかった作品かもしれない。運が良かった。
「ラブ・アクチュアリー」みたいな感動とはまた異質だけど、
ほんのり胸があったかくなる後味。でも後半の展開には多少難があって、
登場人物たちの気持ちの理解に苦しむ人は釈然としないかもしれません。
主人公のメレディス以外の人たちの立場も考えて見るといいかも。

 
配役で何となくサラ・ジェシカとルーク・ウィルソンがくっつくだろなと思った。
妹のジュリーが好感度あり過ぎて兄弟カップル交換になってしまうとはな。
彼氏の弟と寝ちゃったと勘違いして、実は何もなかったと知ったら
「私そんなに魅力ない?」と逆ギレするシーンは凄いな(笑)
あと、家族の団欒でゲイのことについてアレコレ議論するんだけど、
我が子を前にして母親が存在を否定するなんてこと絶対あってほしくない。
彼氏も来てて家族でとても仲良くしてるのに、空気読めないメレディス。
「子供が全部ゲイでもいいなんて冗談でしょ」とか本気にするなっての。
ちょっと驚いたのが、この映画の感想レビューを他所で読んで、
その人はメレディスの意見は正論、ゲイはやはり異常だと言い切ってるの。
私は病気だとか異常とかじゃなく、単純に第三の性別だと思う。
性的嗜好の違いでもいい。新人類でもいい。そんな感じに捉えてる。
ま、人の考えはそれぞれ。私の考えも間違ってるかもしれないけど。
ガン再発で余命いくばくもない母親は息子たちが心配だったんですよね…
あの写真を出して急にメレディスへの態度を改めるのは妙でもあった。
余程大事な写真だったんだけど、忘れていたのかしらね。


 ピンクシリーズの割にはコメディ部分は少なめ。
かといって大人向けロマンスって感じでもないような。
ラストの場面になるまでに、色々あったんだろう。想像で埋めましょう。
“結婚反対な彼氏の母親との対決”ってことで「ウェディング宣言」と
似た構図だなと思ったけど、やはり違ってくるもんですね。
ちょっと荒い部分も目立つけど、なかなか良い作品でした。
クリスマスシーズンじゃない時期に見たので、次回は冬に鑑賞したいな。


ジャスト・マリッジ (2003/米) 97分


 まさに世の結婚考えるカップルはまず観ておきなさい!!
ちょい昔に流行った言葉「成田離婚」…一言でいっちゃえばそういう話
だけど、そこからが始まりで、過去を振り返りお互いを見つめ直す…
 最初に空港から出てくる時のお互いの嫌悪ぶりと
出会った当時の新鮮でラブラブな二人と凄い結びつかなくて
この二人は一体どんな最悪な旅行をしてきたっていうんだ?と
先が気になった気になった。興味をそそる始まり方だった。
 ハネムーン…もう観てるこっちもイライラ
洋画の男ってすぐカッとなって物に当たったり怒鳴りちらしたりするよね
まぁ日本人でもそういう人はいるとは思うけど嫌だなぁ

 「僕らは若すぎた…互いを知らなさ過ぎた」
「愛だけじゃダメなのね」って言葉が痛い程響く…
育った環境も違うし、社会的地位も違う、趣味も違ったり信念も違う
でもラストの展開には心を打たれました。

 未公開シーンでの彼女の気持ちもホントは凄く大事なシーンなんだな。
是非、カップルで何気なく鑑賞して後で色々お互いのこと話して欲しいよね
どうでもいいと思ったことが相手には重要だったり
隠しておけばいいことだけれど、話しても余計に傷付くだけでも
相手を愛する自分を一番愛しているっていうのが愛の本質かもしれないけど
それでも自分よりも相手を大切に、思いやる心がなければダメなんだよね
恋愛してるのと、結婚して共に暮らすのは別次元なのかもしれないけど。

一見コメディっぽいですが色々と考えさせられる作品でした。


シンデレラ・ストーリー (2004/米) 95分






 人気アイドル歌手ヒラリー・ダフ主演による
現代版「シンデレラ」とでもいうべき学園ロマンス。劇場未公開作品。
LAの学園に通うサム・モンゴメリーは、父の死後、
その財産を受け継いだ継母と二人の義姉に奴隷のようにこき使われている身分。
そんなサムの心を埋めてくれるのはEメールで出会った理想の王子様。
しかし王子様の正体が同学園の花形フットボール選手オースティンだと判明。
協力してくれる男友達カーターとダイナーの心優しい従業員のお陰で
意を決してハロウィン・パーティに乗り込んだサムは、
仮面をつけてオースティンと踊るのだが、
やがて真夜中となり急いでパーティを後にする…

 ヒラリー・ダフって普通の顔してるんだなぁ〜
白いドレスのシーンが、何でか凄いブサイクに見えてしまったんですが…
仮面のせいかな?鼻の形がよくない人はグラサンとかの類が似合わない。
個人的にはいつもつるんでる男友達のカーターが冴えないながらも好き。
肝心の王子様が、第一印象から最後までパッとしない。
もっと格好いい男性を連れて来い!!
行動も情けないし(張り紙よりも携帯から調べれるだろ!そして早よ気づけ!)
ラストまで、ああいう展開は予想しなかった。
てっきり、シンデレラの物語を少し変えた結末があるのかと…

 ダイナーで週7日(ありえないぃ〜)働きっぱなしのサム。
家では朝から晩までこき使いまくる継母←こいつが救いようもない悪党
(ジェニファー・クーリッジは名演だなぁ。キューティブロンドにも出てたね)
それでも、いつかこの家を出て自由になるんだ、と大学を志す。
この今ある世界から飛び立とうって精神が自分的にツボでした。
健気に頑張る彼女はひた向きで大好き。

 ハロウィン・パーティーでのマトリックスとゾロの仮装が笑えた。
あの変人、最初っからザイオンザイオン五月蝿いと思ったら…
ゾロのシーンで、ゾロっぽい音楽流すのもオモロかった。
彼も最後にはハッピーが待ってて、嬉しかったな。
最初の方のシーンの伏線で水不足云々ってのも良い。
アメリカの学園ではフットボールのスタープレイヤーが
チアガール部の美女とくっ付くというのは定番なんでしょうなぁ

 普通の学園恋愛物として楽しめる映画。
期待しないで観たら、結構夢中になっちゃった。
映画のクオリティーは決して高くないけど、判り易い話です。
ヒラリーファンだったら、尚更面白く観れるのかも。
でもヒラリー、この映画と「RAISE YOUR VOICE」で
ラジー賞ワースト主演女優賞を受賞しました…あは。
ラストはこれでもかってくらい
幸福が降ってきたのは凄いね。
こういう映画観ると、普通に顔が微笑みっぱなしになってしまうわ!
やはり物語は
悪が懲らしめられてハッピーエンドが一番って思い知る。


25年目のキス (1999/米) 107分


 製作総指揮と主演を度リュー・バリモアが務めたラブコメ。
監督は「ホームアローン3」「スクービー・ドゥー」で知られるラージャ・ゴスネル。
共演者にデビット・アークエット、ジョン・C・ライリー、ジェシカ・アルバ…
ジェシカ・アルバどこにいた?もっかい見てもよく判んなかった。

 雑誌記者のジョシーは25歳になっても本気の恋をしたことがない冴えない女。
気分屋の社長から直々に指令が下り、彼女は歳を偽り高校へ潜入取材へ。
実は高校時代はイジめられっ子でいい思い出なんて無いジョシーは
登校早々、浮きっぱなしで取材も満足に進まない。
何とか学校の人気者たちの仲間入りをしようと試行錯誤する…

 25歳の女性が17歳に見えるだろうか…??
ドリュー・バリモアって素は可愛かったよね?って適当に見ていたんだけど
まぁ、酷い酷い。顔色がおかしいし、動きがトロイし姿勢も悪い。
でもコレ、物語の伏線になっていってたんだね。
徐々に、徐々にだけど確実に可愛く見えていくんだから不思議。
要はよくあるラブコメ路線まっしぐらな映画なんだけど
ジョシーが本物のキスについて語ったり、
何よりも大切なものが出来た嬉しさと、同時に失ってしまうかもしれない不安で
心が打ち震える…だっけ。詩人ですなぁ。

高校時代のトラウマなシーンが出てきて、更にそれがリンクしたりして
諸所、結構ジーンと来てしまうのである。

 確かにどんな学園にもいるよね。人気者のスーパースター。
美人でお洒落なグループ、地味で大人しいグループ…イケてる、イケてない
でもそれは、そこだけの、そこだからこその輝きなのだ。ジョシーの言葉が響く。
プラムのエピソードとか、思いっきり「キャリー」を思い出したら
言ってくれました!弟君が。ウケなかったのは世代の違い?
仮装とか実にノリよく楽しそうにやってるからね。
日本人では、学園祭とかであんな空間は出来にくいと思う。
トラヴォルタやトムがいて、「うわぁ〜楽しそう〜!」って興奮したよ。(笑)
確かに格好いい男子がいたけれど、私はどうも腑に落ちない。
彼はジョシーに惹かれていたのか?それともメガネの彼女?
ハッキリしなかったなぁ。ラストにキスでもしてたら一応大円団なんだけど。
球場で待つのも、5分って…短過ぎじゃないか?って
観客と一緒になって、オチが判っていながらハラハラ楽しんだよ。
「遅くなってゴメン」ってタイトルの25年目を意識してるのかな?
運命の相手をようやく見つけました、って感じに。素敵じゃない?

二人の後日談をエンドロールの最中でもいいから流してくれたら良かったな。
でも頭を空っぽにして見るのに丁度いい、王道ラブコメですね。
25歳以上にして男運が無い女性にはちと辛いとは思うけど…うん。
でも何年経とうと関係ない!相手が見つかっても、見つからなくても生きてかにゃ。
…なぁ〜んて後から現実に引き戻される自分もいる。


メリーに首ったけ (1998/米) 119分




 キャメロン・ディアスの人気を爆発させた下ネタ満載のエッチ・コメディ。
監督・脚本・製作はピーター、ボビーのファレリー兄弟のコンビ。
以降、「ふたりの男とひとりの女」「愛しのローズマリー」
「ふたりにクギづけ」など、ラブコメでヒットを飛ばしている。
高校時代、学園一の人気者メリーとプロムへ行くチャンスを手にしたものの、
人には言えないような事故を起こして入院するハメになったテッド。
それから13年後、今もメリーのことが忘れられないテッドは、
友人のツテを頼りに探偵のヒーリーに彼女の調査を依頼する。
だがヒーリーはメリーに一目惚れしてしまい、
テッドに彼女をあきらめるように嘘の報告をする。
しかしメリーをあきらめきれないテッドは彼女の住むフロリダへと旅立った…

 当時はかなり有名だったんだけど、全然興味なかったんだな。
でも、下品なラブコメだけど異例の大ヒットを飛ばしたわけだし。
冒頭から例の事件が起きるまでは、健全な爽やか学園青春映画なノリ。
もうね、お笑い草だけどテッドが可哀想でたまんなかったわ。
テッドを演じるベン・ステイラーはSNLにも出演したコメディアン。
ヒーリー役はマッド・ディロン。当時キャメロンとお付き合いしてたそうな。
まぁ何といってもこの映画のキャメロン・ディアスがとにかく可愛い!
今じゃすっかり肌荒れ酷すぎなイメージがついてるけど
この映画の時の彼女は健康的な美人さんだね。
今後も、こんなに魅力的な彼女を見ることが出来るのはこの映画だけかも。
それなのに、変態にばっかり好かれて大変だわ…。

 とにかく下品なので絶対に家族と一緒に観るべきじゃない。
そして付き合い始めのカップルもダメだね。深い仲なら笑って観れるかも。
メリーの前髪がびょーんと立ってるジャケットが気になってたんだけど
何で立っていたのか…映画観て知って、引きまくったわ。
犬の扱いも凄いもんです。人形なの丸判りだけど酷いわ〜。
ヒッチハイカーのくだり、「そりゃ今までに30人くらい」って爆笑してまった。
ゲイのネタがちょこちょこ出てきたけど、ベン・ステイラーは
ゲイに好かれそうなタイプなんかな?関係ないか。
確かにああいう、ちょっと情けなくてダメな男もキュートなら魅力的だよね。
展開が二転三転してなかなか面白かった。最初から最後まで飽きずに観れる。
「こいつかよ〜!」とか「こうきたか〜!」ってワクワクしたな。
ラスト近く、普通に弟君のイヤホンに触ってるテッドが伏線になると思ったのに。
君の幸せを祈ってるよ」「あなたと幸せになりたい」ってトコ好きだ。
男性視点なのでメリー自身の気持ちがあやふやな感じもするけどね。
ツボが合えば大笑いして最高に楽しめることでしょう。


ラッキー・ガール (2006/米) 103分




 人気アイドル、リンジー・ローハン主演のファンタジック・ラブコメディ。
共演は「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」のクリス・パイン。
2004年にイギリスでデビューしたバンド・マクフライも出演。ライブシーンもあり。
監督は「10日間で男を上手にフル方法」のドナルド・ペトリ。

 彼女が外出する時に急に雨が止んだり、お金を拾ったり宝クジが当たったり。
仕事も恋も驚く程上手くいくラッキー・ガールだったアシュレーが、
仮面パーティーで知り合った男性とキスした直後から一気に幸運が逃げ去った。
彼女がキスした相手とは、仕事も日常生活すら順調にいかなかった
最悪の不運を背負ったアンラッキー・ボーイのジェイクだった。
不幸のドン底に落ちたアシュレーは必死になってキスした相手を捜すのだが…

 可愛いラブコメ、プリティ・ピンクシリーズ。
いつものリンジー、いつもの朝…おや?学園じゃなくて会社に行くのか。
ちょっとだけ大人な雰囲気になったリンジー。でもまだ20歳。
まずこの映画で驚いたのが犬のフンをアレで取る成金オッサン。何てことを〜
最初はみずぼらしい格好だったジェイクがキスで逆転、
何か普通の青年になってて驚いた。
互いが互いを意識し出してから、キスで運が変わることを知って、
どちらが幸運を手に出来るかで醜い争いとか葛藤とか起こるのかと思ってたら
案外、スルスルといきましたね。でも実際問題、
アシュレーはドジっ子してても可愛いから許されちゃう面あるけど
男のジェイクは失敗続きしてると悲惨な最期を迎えそうだからなぁ。
二人で一緒に暮らして、必要な時に運を入れ替えて立ち回るのかしら。

あくまでも呑気なラブコメだから、そんな深く考える必要ないんだけど
本当に世の中、運があんな風に作用するなんて怖いよね。
マクフライってバンド、CD屋で働いてた時にCD見た覚えあったけど
本物のバンドを起用しているんですね。効き易い若者ロック。
今までよりも身体を張ってるリンジーに注目…ってとこですかね。
やたらと日本を意識したものが出てくるのもちょっと驚き。
日本料理屋で食事してるし、「ゴチソウサマデシタ」って言ってるし
寿司ネタとか、ロックマンらしき人形も登場するし…
映画を観終わって、強烈に不運なのは勿論嫌だけど、
幸運過ぎるのも何だか嫌なものなのかもしれない…なんて思いました。




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