管理人NEROが映画について語ります。

Caramel Cinema


オススメ映画 オススメ本 オススメ曲 プロフ ブログ BBS リンク メール
ナイトミュージアム (2006/米) 108分






 もしも博物館の剥製たちが夜動き出したら?というアイディアから生まれた
「ミート・ザ・ペアレンツ」のベン・ステイラー主演のファンタジー・コメディ。
共演にプライベートでも仲良しなオーウェン・ウィルソン(ノンクレジット)
「SINCITY」カーラ・グキーノ、ロビン・ウィリアムズ、ミッキー・ルーニー、
「メリー・ポピンズ」の煙突掃除屋役でも有名なディック・ヴァン・ダイクも出演!
監督は「ピンクパンサー」「ジャスト・マリッジ」のショーン・レヴィ。

 アイディア商品で一攫千金を夢見で定職につけないバツイチ男ラリーは
最愛の息子ニッキーからも愛想尽かされはじめていた。
養育費も満足に払えず妻と新しい再婚相手にも頭が上がらないラリーは
思い切って職安を訪れ、アメリカ自然史博物館の夜警の仕事を紹介してもらう。
何故か仕事に就いた途端に辞めていく者が多いというこの職場。時給11ドル50。
長年そこで務めていた老人たち3人の代わりに夜警の仕事に就いたラリーは
最初の一晩で驚くべき光景を目にすることに…

 ファミリー向けだよなと思って家族で鑑賞することに。
正解でしたね。この手の映画は一緒に見る人が多ければ多いほど楽しいかと。
逆に一人で観たら良さが出ないというか、つまらなく感じるかもしれない。
あまり深いテーマやメッセージ性はない。でも楽しい。
アメリカ自然史博物館に行ったことある人なら倍楽しいかも。
私は勿論行ったことないんですが、ゲーム「パラサイト・イヴ」で
ここを舞台にガンガン撃ってたのでお馴染みのティラノや熱帯雨林とか
あぁ〜アソコかぁなんて。どこまであのゲームが忠実だったかは定かじゃないが。
これでベン・ステイラーが日本でも一般的に有名になったようですね。
ジョニー・デップがカリビアンで一般的に知られるようになったように…
そこまでブレイクはしてないし、これからもしなさそうですが私は好きです。

 ローマ人オクタヴィウス(オクタウィアヌス)と西部人ジェデダイアの争い、
火つけてる原始人、マヤ族モアイ、銅製のコロンブスとか、
南北戦争してる顔ナシ人形、
ルイスとクラーク探検隊を案内したインディアン少女サカジャウィア
合衆国26代目大統領セオドア・ルーズベルト大統領とか
フン族(ローマに侵攻した遊牧民)の王アッティラ、猿のデクスター…
実際の人物をそのまま使ったり、多少名前も変えて脚色してたり。
ケンブリッジ大学で英語を覚えちゃったというアクメンラー王以外、
人間で正真正銘な本物は彼しかいない…よね。
54年前からエジプトの展示品アクメンラー王の石版の影響でこうなっている。
そんな前からあの夜警3人は今まで大した事故もなくやってきたのかね。

毎晩あんな状態になるのならしっかり各部屋に鍵をかけて
夜警なんてしない方が安全かもしれないが。

 
大きな危機に直面し、色んな時代の連中を説得し団結させ、
偉大になれるチャンス、仕事を成す為の努力、歴史のお勉強、
その結果馬車を「ダコタ!」で止めて見事に息子に見直されたラリー。
この流れは王道だけどジ〜ンときましたね。
終わり方もノリノリで好き。あの職場楽しそうだな。また問題起こりそうだけど。
ラジコンカーが中から運転出来るわけないのは目をつむりましょう。
エンドロール途中にその後の3人も登場。丸く収まって良かったな。

想像通りでしたが満足度はまぁまぁ。たまにはこういう映画もいい。
最近はこういう米製ドタバタコメディが劇場公開しヒットするのが珍しい気が。
家族や友人とワイワイお菓子食べて見るにはいい。78点。


ナイトメアー・ビフォア・クリスマス (1993/米) 76分


 ティム・バートン製作・原案・キャラ設定によるディズニーファンタジー☆
随分前から存在は知っていたものの
敬遠してた自分は何てお馬鹿さんだったんだ。
「キングダムハーツ」のゲームでこの世界を体験し、興味を持って見た。

 ハロウィンタウンは年中ハロウィン祭り。
そんなハロウィンの主催者カボチャの王のジャックは毎年続く行事に倦怠気味
悩んで森をさ迷い歩いているとクリスマスタウンへ迷い込む。
全くの別世界に驚き感激するジャック。
そうだ、クリスマスをしよう!!喜び勇んで準備するジャックだったが…

 ゲームで予習済みだったお陰か、歌が始まったら気分が高揚。
冒頭で既に「うわ、ヤバイこれ滅茶苦茶面白そうだ」と思った。
粘土人形を動かして映像を作ってて細かく丁寧かつ愛嬌あるキャラばかり
不気味な描写もありますが何せ人形。そういう世界なんだし
とことん、このユニークでキュートでブラックな要素を楽しめる。
笑えて、ちょっぴり切なくなって、それでも楽しいお話。

 つぎはぎサリーもかわいいし幽霊犬のゼロも超かわいい
この映画に魅了されてキャラグッズを買ってしまった。
言わずもがな、ジャックってかなりいかしてるじゃーん!

 映像も素晴らしいし歌も凄いし物語も絵本のように完璧。
まさにティム・バートンの個性爆発の最高のファンタジー


ナインスゲート (1999/仏・スペイン) 133分





 ジョニー・デップ主演のオカルト・ミステリー。ロマン・ポランスキー監督作。
原作はアルトゥーロ・ペレス=レヴェルトの同名小説。
世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。彼はある富豪の依頼を受け、
世界に3冊しかないという伝説の悪魔の祈祷書を探していた。
ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。
だがそんな彼の周囲では、不可思議な殺人が続発してゆく…

 前々からテレビ放送はあって、そのたびに挑戦するんだけど
結局最初から最後までちきんと観たことなかったのでレンタルして見ました。
監督のポランスキーは「戦場のピアニスト」の監督だったんだね。
13歳のモデルの少女をレイプした容疑で国外追放になってて
戦場のピアニストのアカデミー賞受賞しても会場に現れることが出来なかったとか。
この映画に出てくる謎の女を演じたエマニュエル・セニエは監督の妻。
見所のひとつはジョニー・デップのインテリ眼鏡のヒゲ男ぶりなんだけど
地味だったね〜眼鏡が変わってから、やっぱり田代まさし似になるという。

 禁断の悪魔の本を巡って…と面白い題材を扱っているんだけど
9つの扉を開いて悪魔を召喚して…何がしたいんだろ?て思ってしまった。
その謎解きもイマイチで、版画の絵も特に惹き付けられなかった。
スペインやフランスに行って景色が綺麗だったのとか良かったけど。
あと、貴重な本を読む時はタバコ吸うなんて言語道断じゃないだろか。
ラストも凄い肩透かし食らった気分で「はぁ?!」ってなって
いろんな映画サイトに行ってこの映画の解釈を捜した。
要は、
9枚の版画を揃えることが重要だったようで、
3冊の本の版画で絵の間違いを見比べて本物の9枚を揃えて扉を開く。
依頼主のバルカンはスペインの兄弟の贋作版画が1枚混じっていたことで
儀式に失敗して、コルソは堕天使である謎の女に気に入られていたので
その残された本物の版画を手に入れて異世界(地獄?)に行くことが出来た。
あと、残された版画の図がコルソと謎の女が性行為をした時と
全く同じ絵図だったので、その再現がされた時に既に扉は開かれた、
という説も読んだ。…なるほど…ねぇ…。
残された版画が見つかった時、やった見つけた!さぁ儀式…ってアレ?
ってその先を期待してしまった私だけど、あれはあれでエンドだったのね。


 しかし、こんな判りにくい、判っても何か盛り上がらない映画って珍しい。
特典映像で監督の音声解説や版画をきちんと観ることが出来る。
ホラー分類の場所に置いてあったんだけど、微塵も怖くはない。
最初の方、あんなにワクワクしたのになぁ。謎解きの雰囲気は好きなんだが。
この映画好きって言ってた専門学校時代の先生は、やっぱジョニデ萌えだろう。


ナインソウルズ (2003/日) 120分




 9人の脱獄囚それぞれの人間模様を写しだすヒューマン・ドラマ。
ある目的のため刑務所から脱走した囚人たちが次第に連帯感を深めていき、
各々が生きる目的を模索し見出していく姿をユーモアやペーソスを織り交ぜて描く。
監督・脚本は「青い春」の豊田利晃。
主演は個性派のベテラン、原田芳雄。
共演に松田龍平、千原浩史、板尾創路、マメ山田、伊東美咲、
大楽源太、鬼丸、京野ことみ、KEE、唯野未歩子、今宿麻美、
鈴木杏、松たか子、麿赤兒、國村隼、北村一輝、瑛太、井上順。 

 世間から隔絶された、とある刑務所。
その13号室には様々な経歴や犯罪歴を持った9人の男たちがいた。
リーダー的存在で息子殺しの長谷川(原田)をはじめ、
親殺しの金子(松田)、恋人の浮気相手を殺した亀井(板尾)など、
様々な事情で収監されている囚人たち。
そんな彼らは、ある日、ひょんなことから抜け穴を発見、脱走に成功する。
山中で車を乗っ取った9人は、以前同部屋だった自称元偽札王の山本が
“通っていた小学校に大金を埋めた”と1話していたことを思い出し、
その小学校へと車を走らせた。こうして、9人の自由へ向けての旅が始まるが…。

 松田龍平の出演作にも興味が出はじめたので、こちらをチョイス。
この映画、まず9人もいる囚人の顔と名前と罪状事情を全部把握するのが面倒。
最初の紹介の仕方はまだ「青い春」を引きずってるような印象を受けた。
非常に漫画チックで、現実味が薄くて、田圃にお店が出てきた時には、
ファンタジー?ドラックムービー?みたいでした。
松田演じる金子が主に主役視点になってくるんですが、動機不明で
感情移入するには難なキャラクター。実際は年上の瑛太は松田の弟役で登場。
あそこの独白が監督の強い主張のひとつだろうけど…中二病みたいだ。
全体的に荒々しくて、無駄に暴力的で、無駄に無慈悲。

 意外な見所は伊東美咲のストリッパー役だろうか。見せないけど。
そして原田芳雄の奇怪な女装姿と、たまにドキッとする程絵になるショット。
正直、見終わった後に何か感じるように意図して作られていながら、
鑑賞後、その影響が余韻が、ホンの数時間しか持たなかった私。
この監督はまだ荒削りな感じがして、そこがまた、次に期待をさせるのだけれど。
しかし監督、この映画の後に覚せい剤取締法違反で逮捕されてます。
あえて、あの終わり方を選択したのは凄く自分好みでした。
キャストは豪華だし、夜中にチラッと見るのに適してそうな映画です。


渚のシンドバッド (1995/日) 129分


 とある高校での同性に思いを寄せる男子生徒とそれにちょっかいを出してくる
変わり者の転校生の女子生徒3人の友情と愛の青春映画…かな。
これは浜崎あゆみがまだ歌手になる前、役者だった頃に出演してた映画。
あゆの役柄はレイプされて転校されてきた女の子。
つっぱっていて、それでいてチョコチョコちょっかいをっかけてくる。
サバサバしてて可愛いかった。人って変わるね。
何か雰囲気はシビアな中学生日記みたいでした。

 この映画に出てくる子ほとんど気持ちを言葉にしない描写が多くて
長い沈黙や暴走っていうか物に八つ当たりしたりするのが多かった。
そういう意味では真面目に観ないとわかんない感じ。
一般受けはしないだろうなぁ…眠い時に見たら熟睡しそう。

 あゆは結局、あの伊藤君が好きだったんでしょーか。
そして吉田君は伊藤君の思いを一応受け止めたと受け取っていいのか。
一般的な男女間に生まれる恋愛感情って性的欲求とか混ざるだろってことか。
でも「好き」って言い合うだけで満たされるだけなら小中学生精神なんだろな。
個人で意見は分かれるでしょうが…



ナショナル・トレジャー (2004/米) 131分


「パイレーツ・オブ・カリビアン」製作スタッフが贈る秘宝を巡る冒険アドベンチャー
監督は上に同じくジェリー・ブラックカイマー
主演にニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ
ショーン・ビーン、ハーヴェイ・カイテル、クリストファー・プラマー

 歴史学者で冒険家でもあるベン・ゲイツ。
彼は何世代にも渡って受け継がれてきたゲイツ家の夢、伝説の秘宝を求め
投資してくれたイアン達と共に氷の地で最初の手がかりを見つける。
それには次なる手がかりはアメリカの独立宣言書に隠されていると記されてあり
それを盗もうとするイアン一派に反対したゲイツは
天才ハッカーライリーと共に自分たちで独立宣言書を盗む計画を立てる…

 ディズニー映画だけあって、わかり易くて気まずいシーン、残酷シーンもなく
安心してアクションアドベンチャーとして楽しみました。
細かい所で、突っ込み満載だけどダイアンの美しさと
クリストファー・プラマーの好演などに免じましょうよ。

 アメリカは歴史が浅い国だからか、謎解きに訪れる場所も観光地だ。
アメリカ史を詳しく知っていたらゲイツの高速謎解きにも付いていけたかな
映画の舞台になった博物館とかは観光客が増えそうだ。
ショーン・ビーン演じる悪役は何故か憎み切れなかった。
というか、ゲイツの最初の仲たがいは何だったのだろう。
独立宣言書を盗むなんて許さん!だったら先にこっちが盗んでやる!なんて
どうにもこうにもおかしな主張。
ルパン三世みたいな盗み方は面白かった。
刑事がいい具合に役立たずで単純なのも良い。

 終盤、こういう終わり方か〜続編あり?と思ったらお宝登場。
秘宝が全部、他の国から盗んできた代物ばかりだったのはアメリカだよね〜
ちゃんと返してあげたのかよ。

いい具合にハッピーエンドになって普通に楽しめる作品だね。


ナチュラル・ボーン・キラーズ (1994/米) 119分





 ハリウッドの異端児クエンティン・タランティーノが原案し、
権利を買い取ったオリバー・ストーンが脚本にも参加し、監督を務めた作品。
 史上最悪の大量殺人鬼としてアメリカ犯罪史にその名を刻む
ミッキー&マロリー。運命的出会いをした二人は愛を誓い合い、
各地で殺害を繰り返しながらルート666を疾走していた。
そんな2人をTVが追って報道、それを見ていた民衆は、
いつしか彼らをヒーローとして崇め奉るようになってゆく…。

 タランティーノ繋がりということで、この映画を拝見しました。
この映画と「トゥルー・ロマンス」の脚本を売って
「レザボア・ドッグス」の制作費が出来たらしいです。
本当は2作品とも、自分で監督したかっただろうなぁ。
最初、題名の意味が判らなかったけど…
生まれつきの殺し屋ってことね。

 ミッキー役のウディ・ハレルソンはよく知らないが凄い役だったなぁ。
あの眼鏡とか、スキンヘッドにした後も異様な存在感。
マロリー役のジュリエット・ルイスは「ギルバート・クレイプ」や
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のあの娘かぁ…
身体細くて華奢で一見薄い顔だけど個性的なキャラが多い。
「バスケット・ボール・ダイアリーズ」にも出ていたのね。
あと有名俳優といったらトミーリー・ジョーンズかな。

 映像が斬新!普通のフィルム映像から、TVの映像、
モノクロのホーム・ムービー、アニメーション、実際のニュース映像、
窓がテレビみたいだったり、断片的に変な映像が流れたり…
隙も無く色んなものを見せようとしてるね。
全編を通して非常にバイオレンスな犯罪ムービーなんだけど
彼らをヒーローのように担ぎ上げるマスコミとファンの人々。
実際に自分たちが殺される立場になったらどうなのよ。
暴力を娯楽として消費してゆく現代アメリカの歪んだカタルシス。
何故か日本人リポーターが出てきて喋ってるのには驚き。

 二人の精神が理解できずに苦しむ。
あのインディアンの時だけ、何故マロリーはああも真人間的反応なんだろ。
ミッキーの態度に怒ってガソスタ行くマロリーは何かかわいい。
二人は何故ああも意気投合してるんだろう。
マロリーの家族を殺す場面は、こっちも妙にスカッときたけど…
後半の展開が読めなくて戸惑いつつも、二人のキャラで想像した。
ウェインがぶちキレちゃう所がおかしいが真理なのかなぁ
ミッキー、お前だって自分本位で行動してるじゃん。
ただ単に、自分達が利用されてるのがむかついただけでしょう。

 冒頭と、刑務所から突然現れた謎のキャラクター。
DVDのもうひとつのエンディングで彼の存在する意味を知った。
あのラストにも家族が遊ぶ未来がブツ切れで入ってるよね。
普通エンディングの方が衝撃作だけど、あのラストの方が好きだな。
やっぱ、許せないもん。そりゃないっしょ。
暴力だけではない、何かが含まれているような作りだけど
私は暴力だけでお腹いっぱいである。嫌いな人は虫唾が走るだろうね。
発想は面白いと思うんだけどね…見せ方も。
いかんせんスピード感あり過ぎて理解という言葉を越えた表現方法だ。
後半、二人の価値観が全く変わっていたら面白かったような…
でもソレだと題名がおかしいか。
これに影響されて勘違いしちゃう馬鹿がいないことを祈る。


ナチョ・リブレ 覆面の神様 (2006/米) 92分


 「スクール・オブ・ロック」の主演・脚本コンビ、
ジャック・ブラック&マイク・ホワイトが再び手を組み、
「バス男」の新鋭ジャレッド・ヘスを監督に迎えて贈るハートウォーミング・コメディ。
実話をヒントに、貧乏修道院を救うためメキシカン・プロレス(ルチャ・リブレ)の
覆面レスラーとして奮闘する心優しき太っちょダメ男の活躍を描く。

 幼くして両親を亡くし、修道院で育てられたナチョ。ヒーローを夢見る彼は
大人になり今はその修道院で料理番として孤児たちの面倒を見る日々。
しかし、お金のない修道院では子どもたちに満足な食事を与えることもできない。
そんなある日、街でルチャ・リブレのスター、ラムセスの人気を目にし、
自分もレスラーになってお金を稼ぎ、子どもたちにおいしい食事をと決意する。
しかし、ルチャ・リブレは修道院の規則に反する為、内緒で試合への出場を決め、
知り合った謎のヤセ男を相棒に、奇妙なトレーニングを開始するのだが…。

 バス男の監督かぁ〜…どーりで…このユルさ。
でも正直、「スクール・オブ・ロック」や「バス男」の期待でこれ見てはいけない。
のんびり、ノホホンとしてて笑い所も微妙なんだけど素朴であったかい。
特に感動するシーンとかないんだけど、ジャックブラックの魅力は感じる。
長州小力のお腹が好きならナチョも好きになるかもしれない(?)
意外な見所としてはシスター・エンカルナシオンでしょうか。
地味だけど美人です。ペネロペ・クルスか長谷川京子か…そんな顔。
あとロケ地がメキシコなんでその雰囲気がたまらなかった!
BGMもメキシコ音楽でラテンが熱い!
プロレスに関しては修行も試合も中途半端で消化不良気味だけど。
日本で映画館上映だったけど、これはDVDで見た方がいい気がする。
ジャック・ブラックの大ファンで彼を観てるだけでニヤニヤ出来る人なら
文句なしに楽しかった!と言えるのでしょうが、一般受けではないです。


NOTHING ナッシング (2003/加・日) 89分


 「CUBE」「カンパニー・マン」の奇才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督が、
「ある日突然、世の中から全てのものが消去され、そこに
何もない世界が広がっていったら?」という奇想天外な設定を実際に映像化した、
斬新かつ実験的な異色なミステリー・コメディ。低予算映画バンザイ☆
主演は、共に「CUBE」にも出演したデヴィッド・ヒューレットとアンドリュー・ミラー。

 デイブとアンドリューは幼い頃からの親友同士。
デイブは協調性が全くない自己中男で、アンドリューは極度の心配性で
家から出られない引きこもり。ルームメイトの2人は、デイブが外で働き、
アンドリューが家事を引き受けることで、なんとか互いに助け合いながら生きていた。
しかしそんなある日、デイブは恋人と同棲すると言い、家を出て行く。
会社で、たび重なる不幸に見舞われ、帰ってきたデイブ。
アンドリューはアンドリューで小さな誤解から大事に発展。
二人はついには住み慣れた家からも追い出されようとしていた。
すっかり何もかもが嫌になった2人は、思わず“放っといてくれ!”と叫ぶ。
するとその瞬間から、驚いたことに彼らの周りから全てが消えてしまった…。

 「CUBE」を期待してたら見事に裏切られた。でも面白い。
確かに、誰しも考えたことある設定ではある。でも私の頭の中では
すべてが消えて、二人だけになって、それから先のストーリーが浮かばない。
なので二人がどうなっていくのかかなり興味をそそられた。
食べ物は家にあるものだけ、外の世界は行けども行けどもナッシング。
テレビゲームは心強い味方ですね。日本の格ゲーらしい。

 “消す”能力だけあってもどうするよ?って思ったけど、
空腹感や記憶、気持ちまで消せてしまうなんて…凄いけど、怖い。
でもテレビ番組や電気が通っているから、やっぱりおかしいんだけどね。
ポヨンポヨンとした空間で、ピョンピョン跳ねてみたい。1日だけ。
二人が見た意味不明な夢やラストの展開からバッドエンドを何度も予想した。
でもそれを親友同士、首だけになってまで和解してくれてホッとした。
エンディングのラストに10年後のシーンがあるけど…動物??


 でも世間様の評判の通り、ちょっと長い、って思ったね。
世にも奇妙な物語で、短編として30分くらいで収めてくれれば傑作だった。
デイブが何度もトム・ハンクスっぽく見えた。家族鑑賞も出来るかな?
って思ったけど、ちょっとグロ描写がちょこちょこ入ってて無理だなこりゃ。
自分だけ残って無の世界になりました、その先を知りたい方、御覧下さい。


ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合 (1996/米) 96分


 エディ・マーフィ主演のSFXコメディ。
温厚内気な性格の生物学科教授クランプは、180p180kという超肥満体型。
その為、働くのもやっとで学部長を悩ます大ドジ連続の日々を送っていた。
そんなクランプ教授の前に、ある日、クランプ教授を尊敬しているという
研究生のカーラが現れる。美人の彼女を好きになり、
どうしても痩せたいと願った彼は、開発中のDNAを操作する痩せ薬を
自分の身体で実験。するとスリムな身体に大変身したどころか、
性格も陽気で強気な口八丁手八丁のまったく別人になっていた。
彼は早速カーラに迫り始めるが…

 ジェリー・ルイス主演の「底抜け大学教授」をもとにしたコメディ作品。
肥満体型から痩せ型に行き来するSFXの他、
リック・ベイカーによる一人七役を演じたE・マーフィ七変化の特殊メイク等、
様々な特殊撮影を駆使して爆笑シーンを生んでいる。
「ビバリーヒルズ・コップ」以来、やや低迷気味だった
E・マーフィの復帰作として大ヒットとなった。

 テレビで放送したのを拝見。前にも見たんだけど、面白いぃ〜
ベタなストーリーだけど、その分キャラに素直に好感が持てる。
下ネタばっかりの家族や人の欠点指摘して悪口言って爆笑取るコメディアンとか
日本じゃこういうの引かれるよね。気分を害する。
元々、遺伝で体脂肪率も高くて、体脂肪率は減らせない。
痩せようと努力しても、痩せることが出来ない人は実際にいるのだ。
自己嫌悪になって、世間の目が気になって
ヤケ食いして、後悔して…その悪循環。
映画ではエディが特殊メイクで太っていたけど、
あのくらいの人があそこまで痩せられたら世界が変わって見えるだろうね。

 カーラ役のジェイダ・ピンケットはマトリックスシリーズのナイオビ役や
「コラテラル」の女性などで見たことあった。ここにも出てたんだね。
ウィル・スミスの奥さんだってことは最近知った。
「荒野の七人」などで知られるジェームス・コバーンもパトロンの役で出演。
この方は、2002年に心臓発作でお亡くなりになっていました。
この映画に出てくるクランプ教授の家族が凄いの何のって。
子供以外、全部エディ・マーフィーが演じているのだ!
そして吹き替えは山寺宏一!!もう大、大、大好き☆
お母さんの声がツボにはまって笑えてしかたなかった。
テレビで肥満の人を励ましてる声も山ちゃんだったような。
物語の終わりにNG集までテレビで流してくれるんだもんな。

 クランプ教授のキャラがしっかり確立されてたからか、
痩せたバディ・ラブのキャラは嫌味に感じることだらけ。
見ている私でも、バディよりシャーマン取るわな。
特に凄い展開はないけど、たまに出てくる悪夢が面白かった。
エディ・マーフィー自体が好き嫌い別れる癖の強い役者なので
彼の映画は気に入るか気に入らないか、パッと分かれそう。
続編、まだ観たことなかったなぁ。
クランプ家の面々…ここではエディは計9役をこなしてるらしい。
何と、前回の彼女はいなくなって、ジャネット・ジャクソンが出てるじゃん!
やはり、前回に比べると評判はイマイチ。



NANA (2005/米) 114分








 若い女性を中心に熱狂的な支持を集める矢沢あいの同名コミックを、
人気歌手の中島美嘉と「害虫」の宮崎あおい主演で映画化した青春ストーリー。
偶然同じ電車で上京してきた対照的な性格の20歳の女の子
“ナナ”と“奈々”との出逢い、二人の友情、恋愛模様を描く。
監督は「とらばいゆ」「アベック モン マリ」の大谷健太郎。

 東京に向かう新幹線の中で偶然出会った小松奈々と大崎ナナ。
東京にいる彼氏のもとに向かう何よりも恋に生きる女の子、奈々。
一方、パンクバンドのヴォーカルとして成功を誓い、東京を目指すナナ。
20歳同士で同じ名前だったことで意気投合する2人。
その後、引っ越し先の部屋でも偶然の再会を果たし、2人は一緒に暮らすことに。
対照的な2人ではあったが、奇妙な共同生活で二人は絆を深めていく。
そんな中、ナナはメンバーを揃え東京でバンド活動を開始する。
一方の奈々は彼氏との関係が危機を迎えていた。

 原作の方は3巻あたりの頃から読み始めて今に至っている。
映画化の話を聴いた時には、正直絶対うまくいかないだろなと踏んでた。
映画にするには長すぎるし、あのキャラたちを実写化するのは無理あると思った。
でも、何だかんだと気になるので映画館で鑑賞。
ナナとハチ以外のキャストは…
ノブ : 成宮寛貴 (イメージちょっと違うけど、良い役作りかな)
シン : 松山ケンイチ (初対面の衝撃が…The並の男。凄い不満満々。)
ヤス : 丸山智己 (スキンヘッドご苦労様。似てましたよ。)
レン : 松田龍平 (評判悪いから心配してたら、意外にも…アリかも)
タクミ : 玉山鉄二 (玉鉄嫌いだけど、実際いそうなキャラにはなってたね。)
レイラ : 伊藤由奈 (似てないけど、まぁ許せる。歌は悪くないから)
ナオキ : 水谷百輔 (この時点では存在感なしだね。ポスター引き図だし;)
章司 : 平岡祐太 (ナナといい勝負の大根。ひたすら勘に触る男になってた。)
幸子 : サエコ (ふ〜んって感じ。アニメ声が気になった。)

 全然期待してない分だけ、私は結構気に入った。
でも、ハチ公の恋愛模様は正直たるかった。全部知ってたし、
山場はあったけど全然盛り上がらなかったので、拍子抜けだったな。
とりあえず、宮崎あおいはイメージが少し違うけど許せた。
原作はもっとウザキャラだったよーな…でもぶりっ子だったか。
ナナは救いようもないくらい酷くて、観てるこっちが恥ずかしかったね。
突拍子もなく浮いた声で怒鳴るシーンが多くて、苦笑もん。喋らないで!!
外見とライブは言うことなしなんだけどね…もっと努力できなかったもんか。
刺青がうそ臭かったけど、身体が細くて、そこらへん注目しちゃった。

 レン役の松田龍平は、顔は変なんだけど、何故か格好良いと感じた。
腹と丸い顔はいただけないけど、原作でハチが言ってた
“無口で暗くて恐そうじゃん”って感じは出てたし、ミステリアスだった。
バスタブで寄り添うシーンが気に入った。二人は意外に似合ってた。
ナナに接する時の優しさみたいなのがあって、キュンとしちゃったよ。
この映画はこれだけ観れば、ハチは主にストーリーテラーで
メインがナナとレンの恋愛になってた。
ハチとナナの友情模様はいかにも恋愛漫画を台本通りに演じて
二人で雰囲気だけ作ってますって感じで薄っぺらに感じたなぁ。
失恋した夜は、勝手にベッド入らんで一人にしといてやれよと思ってしまった。

 トラネスのライブのシーンでまたナナの過去がリンクして
電車で別れるシーンが漫画と違ってて、こっちの演出の方が好きになった。
昔のナナが長髪だったのも良かった。ケーキのシーンとか。
漫画では長すぎた会話も、映画ではほどよく割愛されてたので
ある程度は不自然な描写は見当たらなかったけど
マンションの部屋が異様に白くて綺麗だったり、
生活感がなくて格好にしても登場人物たちが浮いて見えた。
奈々の実家の連中、玄関先で姉妹揃って出てきてガヤガヤも少し変だった。
レイラ、これみよがしに英語喋ってんじゃないよ!

 終わり方が不満って人も多いらしいけど、あそこら辺で終えて正解かな。
とりあえず、話がドロドロしてくるのはその後のことだし。
原作を知らない人が見ても完全に楽しめないことは確かだと思う。
だって奈々と章司がどういう経緯で付き合って、とか過程がないから
上京しても淡々としてた二人が、いざ修羅場を迎えてもいまいち感情移入できん。
幸子にしたって、もっと間があったのに短縮したせいで
「友達のままでいいから」→寝る→「もうやめよう」 って唐突すぎる。

原作がある上でのダイジェストを見せられたような気分でもある。
ナナやヤスがこれ見よがしに格好付けるシーンが少し鼻に付いた。
続編は、多分興行収入を観て想定してるんだろうけど
このままのキャストで続けるには辛い…できればやめて欲しい。
役者の演技が酷いので作品が全体的にしょぼくなってるし。
私は、結構楽しんだ派でしたね。でも、また観たい!レベルには至らないけど。


NANA2 (2006/日) 143分






 矢沢あいの人気コミックを、中島美嘉、宮崎あおい主演で映画化し
大ヒットした青春ドラマの続編。今回、主要キャスティングに変動。
ハチ役は宮崎あおいから市川由衣にバトンタッチ。
レン役だった松田龍平も降りて、代わりに姜暢雄。
シン役だった松山ケンイチも降りて、代わりに本郷奏多。
監督は前作に引き続き大谷健太郎。

 東京で共同生活を送るナナとハチ。
彼氏にフラれたハチを励まそうと、ナナはハチの憧れのバンド
“TRAPNEST”のタクミとの出会いをプレゼント。一方、ナナのバンド
“BLACK STONES”のノブも自らのハチへの気持ちに気づき始める。
そんなある日、仕事をクビになってしまい落ち込むハチは偶然
街中でタクミと再会、そのまま流れで夜を共にしてしまう。

 原作読んでる人にとっては「デスノート」のような変動もなく、
漫画通り、脇のシーンを省いたくらいでストーリーが展開していくのが
ちょっと物足りないんじゃないだろうか。キャストの変更も痛手だ。
私的にはまずハチ役の市川は特に文句はない。
もともと1の宮崎あおいも、演技は上手だったけど
原作のハチそのものとはいかず、違和感はあったし。
市川由衣は頬骨が出てるのがちょっと気になった。
そして、ベッドシーンを撮らない映画の方針もどうかと。
ハチが待ってて、急に朝。目覚めるハチ。 何もしてないみたいな描写だった。
レン役も変わったわけだけど… やはり松田龍平が良かったな。
存在感はあった。それを今回痛感したね。
2のレンの方がイケメン兄ちゃんなんだけど、 妙に軽い。
どこにでもいそうな男になり下がってた。
タクミの発言に注意する時も、どこのスタッフ?って思った。
ナナと並んでも、明らかにレンの方が格下に映る。 そして乳輪でかい(笑)
1のレンは無口な雰囲気も滲み出てて良かったのに。
シン役は今回のでまぁ満足。 前作は明らかにミスキャストでした。
もっと外人っぽい少年連れて来いよとは思ったけど。
レイラとの絡みもナシになったので、脇キャラだな。

 中島美嘉は1の時よりも演技力が上がったのが分かる。
いまだに裏返った変な喋り方たまにするけどね。
テレビ番組で見かけた時より化粧の不自然さはなかった。
でも、何で眉毛をあそこまで…とは思うけど。 そして、ナナの服装が寒すぎる。
レイラは今回もほぼ歌うだけに登場。 英語いらんわー
画面にデカデカとトラネスのPV流れてて、 何かチョット恥ずかしい。
さらに1曲イギリスの古城をセットに壮大にPV。 映画の効果か、まぁいい曲。
確かにブラストとトラネスって曲のジャンル全然違うわ。
ちなみにちょろっとマネージャー銀ちゃんがいた。
そして、ガイアの人役に田辺誠一が。
全体的な感想としては1のトラネスライブシーンのようなドラマ演出は
2にはないので、やっぱ1の方が出来良いな。

 映画はとりあえず2で終了としたようだけど、
それで正解じゃないのかな。もう続ける意味はない。 こっから先はもう…ねぇ。
京介と淳子はもうカヤの外なのに、一応出演してたね。虚しいわ。
しっかし前作同様、映像の安っぽさはどうにかならんのかね。
登場人物たちも無機質過ぎる。温かみが足りない。のでリアルでない。
漫画の世界を再現するのはこうも難しいものなんでしょうか。


ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 (2005/米) 140分








 『指輪物語』と並ぶC・S・ルイスの名作ファンタジー小説をディズニーが映像化。
本作は全7巻におよぶ壮大な物語。これはその“第1章”となる。
監督はアニメ「シュレック」シリーズのアンドリュー・アダムソン。
ピーター・ぺベンシー:ウィリアム・モーズリー
スーザン・ぺベンシー:アナ・ポップルウェル
エドマンド・ぺベンシー:スキャンダー・ケインズ
ルーシー・ぺベンシー:ジョージー・ヘンリー
異世界ナルニアに迷い込む4兄弟はほぼ新人を採用。外見も平凡系。
ナルニアを脅かす白い魔女にはティルダ・スウィントン(コンスタンティンのガブ様)
ライオンの姿をしたアスランには吹き替えでリーアム・ニーソン。

 第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の子どもたち4人は、
ロンドンの空襲を逃れ、母親と離れ田舎のカーク教授のもとに預けられる。
古くて広い教授の屋敷でかくれんぼをしていた末っ子のルーシーは、
空き部屋で大きな衣装だんすを見つけ、好奇心でその奥へと進んでいく。
コートの中を進んでいくと、ルーシーは雪に覆われた森の中に立っていた。
そこは、言葉を話す不思議な生きものたちが暮らす魔法の国“ナルニア”。
この国は、冷酷な白い魔女によって100年もの間冬の世界と化していた。
アダムの息子2人とイヴの娘2人が現れた時、アスランが帰還し、
この国を救うという予言を信じる住民たちに導かれ、4人は戦いに参加する…。

 映画館で観てきました。…やっぱり児童文学だからでしょうか?
『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』よりも明らかに生ぬるかったです。
世界観は別に悪くはないんですが、美しくて息を呑むような風景はなかったし
動物たちのCGもやや雑で作り物だなぁって興ざめしてしまいます。
展開も飽きさせないよう配慮はありますが、やや無理っぽさが見受けられる。
残酷描写を極力抑えてあり、ご都合主義な流れも多かった。
もっと主人公たちを追い詰めるハラハラ感を求めてしまう。
子供向けだから?ディズニーだから?生易しさが逆に印象を下げるんだな。
白い魔女はもっともっと極悪非道で、頭が良い方が良かったな。
ティルダ・スウィントン自体は文句なかったですけど。天使とかよう似合いますな。

 4人も兄弟がいれば、そりゃ一人くらいひねくれ者は生まれます。
もっと悪の道に染まって欲しかったな〜魔女ももっとうまく利用しましょうよ。
お菓子に釣られるか?って思ったけど、それは戦時下だったから…
甘いものと疎遠になってて魅力的だったんでしょうね。魔法もかかってた?らしい。
ずっとサンタクロースと教授が同一人物だと思っていました。
もっと分かり易い演出の仕方があるでしょうが!地味だよ格好が。
アスランの復活とかもう何が何やら…アッケにとられちゃったよ。
ラストはスター・ウォーズEP4っぽくて好きっちゃ好きだけど。
凄い歳食っちゃってビックリしたよ。タンス越えたら戻って良かったね…
過去をすっかり忘れちゃってたのかな?4人とも美男美女に変身したねぇ。

剣や弓、魔法のアイテムが与えられたり、想像上の生物がいっぱい出てきて、
そこらへんはファイナルファンタジーやドラゴンクエスト好きにはツボです。
グリフォン格好良かった〜フォーン、ケンタウロス、人魚、ゴブリン、巨人…
アスランが万能過ぎて、人間4人にしか出来ないことって何でしたっけ?な所と
ストーリーは分かり易いけど薄っぺらなのが問題だなぁ。
子供がそういう夢を持つのは素晴らしいと思うけどね。異世界に行って
救世主として頼られて仲間と一緒に力を合わせて戦うなんて王道じゃない!
でも、何かこう強いメッセージ性みたいなものが欲しかったな。
また見たくなる類のものじゃないし、アッサリ忘れてしまいそうだわ。
続編はナルニア国の歴史とか遡って奥行きが出てくれば面白くなるかもしれない。
しかし他サイトでもあまり好評じゃない様子ですねぇ…。



このページのトップへ戻る








  

 
  

数字
ジャンル別
SF
近未来SF
ファンタジー
アクション
パニック
バイオレンス
アメコミ
アドベンチャー
サスペンス
スリラー
ミステリー
ホラー
モンスター
ラブストーリー
ロマンス
ヒューマン
ロードムービー
青春
スポーツ
ドキュメント
サクセス・ストーリー
コメディ
おバカムービー
ラブコメ
プリティ・ピンクシリーズ
歴史
文芸
戦争映画
時代劇
オムニバス
ミュージカル
テレビ・ドラマ
アニメ
その他
トップページ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送